リーマンキャリアカウンセラー~無料相談受付中~

人材サービス業の人事部に在籍。GCDF-キャリアカウンセラー。 キャリアは仕事だけに限らず、人生そのものです。日々、自分のキャリアップに手いっぱいですが、なんとか人様のお役にも立てるように頑張ります! ~無料相談承ります!~ ○ 学生の方、社会人の方、どなたでも大歓迎! ○ 履歴書・ES添削や就活・転職相談などなんでもOK! ★保育士の支援を目指し、2か月の独学で保育士を1発合格しました!  →http://hoiku-hiocky.blog.jp/

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<18年度新卒キックオフ>

先日、18年新卒の就活キックオフイベントに参加する機会がありました。

僕が就活をしていた10年前とは明らかに違うなと感じたのは、
やはりそのような学生-内定者-社会人の「つながり」の場が多くなったということ。

こちらとしても普段は大学生のみなさんとは接点がないので、
非常に刺激的な話を聞くことができました。


そんな中、商社を狙う学生の方が作文系のエントリーシートを提出するというので、
添削のお手伝いをすることに。
ポイントとなる留意点を中心に添削をした結果、もちろん本人の力量の甲斐もあり、
無事に選考通過を果たせたとの連絡をいただくことができました。

そこで、そのような作文系のESについて、留意点をまとめてみたいと思います。


<最大のカギは”何を聞かれているか”を理解すること>

どんな課題にも共通していえることですが、最大のカギは”何を聞かれているか”を
理解することにあります。

特に、作文系のエントリーシートの場合、企業からお題が出され、それに対する
レポートを作成することになるわけですが、そのお題が意図すること(=企業は何を
確認したいのか)を把握することが、選考通過の近道となります。

従って、そのようなESを作成するには、まず「何を聞かれているか」を整理すること
から始まります。いきなり書き始めるのは得策ではなく、3~4のポイントを書きだし
たうえで、材料を肉付けするのがイイです。


<具体的には>

例えば、次のようなお題があったとします。

「誰でも簡単に手に入るものを利用して、ビジネスを成立させてください」

この場合のキーポイントを整理します。

①簡単に手に入る
②ビジネスを成立させる

さらに、この2つを通じて何を聞かれているかをよくよく考えてみます。
例えば、次のような感じです。

①簡単に手に入る
  ⇒(1)「簡単に手に入る」ものは選択肢が非常に広いので、
     アイディア(発想力)が試されている
   (2)選択するモノが「簡単に手に入る」ということを、
      論理的に説明できないといけない
     (本当にソレって簡単に手に入るの?という攻撃に耐える論理性)

②ビジネスを成立させる
  ⇒(1)ビジネスの大きな仕組みを理解しているかを試されている。
      つまり、「顧客」「ニーズ」「原価」「売上」「利益」のつながり等
    (2)顧客は「付加価値」があるものにしかお金を出さないので、
      「簡単に手に入るもの」に対してどんな付加価値を付けるか、
      アイディア(発想力)が試されている。

課題に応じて、観点はいくつかありますが、どんな場合においても
(もちろん社会に出てからも)「発想力」と「論理性」は極めて重要です。



<書いてなければ分かっていることにならない>

レポートに限らないことですが、ツラツラと文章を書いていると、その文章が
「何を伝えているのか」が分からなくなることがよくあります。

例えば、上の例に基づいていえば、「顧客の話」なのか「ニーズの話」なのか、
読み手が理解できない場合などが考えられます。

従って、文章を書くときは、必ず「何の話をしているか」が分かるようにする必要
があります。具体的には、

「市場には〇〇〇というニーズがあると考えます」
「商品のターゲットは〇〇〇です」


さらに、より理解していることを明示するには「なぜならば」を書くことも欠かせません。

「◇◇という実態から推測すると、市場には〇〇〇というニーズがあると考えます」
「この商品は××という特徴があるため、ターゲットを〇〇の世代に絞ります」


文章を書くときは、必ず読み手が「何の話が書いてあるか」が分かるように注意し、
ささいな日本語を付け足すだけでも良いので、自分自身で読み返しながら加筆修正
をしてみましょう。


<まとめ>

● 何を聞かれているか、を理解する
● アイディアや論理性を試されるのはてっぱん
● 何の話をしているか、が分かる文章にする
● なぜならば、を必ず書く


★ESの添削等を無料で受け付けております。希望される方はお気軽にご連絡ください★

<使い道がない!?>

僕がGCDF-Japan キャリアカウンセラーの資格を取ったのは、2016年5月末です。
正確に言うと、筆記試験と実技試験をを2016年1月末に受け、実技試験に落ちてしまったので、2016年3月頭に実技試験だけ受けました。そこで無事に合格したので資格申請したところ、5月末に資格登録された、という流れです。

キャリアカウンセラー(GCDFです!)の学校は、全12回。基本的には、理論編と実践編に分かれて進みます。理論とはつまり、人のキャリアに関する知識や考え方などを、過去のエライ人たちの研究等から学習します。実践とは、実際のキャリアカウンセリングや、研修の組み立てなどです。

キャリアカウンセリングは、ベースがカウンセリングなので、日々の対人関係においても、学ぶものが非常に多いと感じます。そのため、学校の授業は非常に高い満足感がありました。

ところが、いざ試験に受かって、資格を登録してみて感じたのは、

①普通の会社の中だとあまり役に立たない!(キャリア開発の専門部署等にいれば別ですが)
②社外でも活用する機会があまりない

ということです。
「あれ、取ったはいいけど、これってもしかして使い道ないんじゃ!?」
というのが今の私の正直な危機感です。


<厚生労働省はキャリアコンサルタント倍増の方針だが>

キャリアコンサルタントは、2016年現在、約5万人弱いると言われています。(※)
これに対し、厚生労働省は2024年度末までに、倍となる10万人に増やすことを掲げています。

つまり政府は、現安倍内閣が目指す”労働力の流動化”なども見据え、「キャリアを支援する人が足りない」と考えているのです。

キャリアカウンセラーが直接的に役立ちそうな仕事といえば、大学のキャリア支援室、ハローワーク、人材紹介会社の営業、一般企業のキャリア支援部署、その他人材開発系のコンサルタントなど、が思い浮かびます。
しかし、例えばハローワークなどは「人と仕事のマッチング」であり、本来の目的であるキャリア育成とは若干異なります。また、企業内でもキャリア育成を専門にするのはまだまだ少ないのが現状です。

そうすると、政府が倍増の方針を立てていることと、”キャリア育成”の機会が倍増しているかどうかは、まったく別の話しであると感じています。


(※)2016年4月より国家資格となった「キャリアコンサルタント」は、厚生労働省指定の登録試験機関の試験に合格し、キャリアコンサルタントとして登録した場合になれます。僕は、GCDF-Japanの学習・試験は完了していますが、キャリアコンサルタントの登録手続きはしてません!


<結局、役に立つのか?>

この質問に対しては、僕は”YES”と答えます。

確かに、キャリアカウンセラーとして独立でもしない限り、「普通の会社員として生活している」と、活用の機会はほとんどないと思います。しかし、社会的にキャリアカウンセリングが浸透していないため、活用する機会がまだまだ少ないのは仕方がないことです。逆にいえば、「社会的に必要性を生み出していく」こともキャリアカウンセラーの役割ともいえます。

では、なぜ「役に立つ」といえるのか。

①社会的にニーズが増える

前述のとおり、これからは雇用の流動化が進む傾向にあります。また、各企業では旧来の日本型の年功序列がすでにほぼなくなっており、年齢に関係なく、比較的若いうちからキャリアの方向性を作り上げていくことが求められます。さらに、女性活躍の推進などを背景に、「働き方の見直し」なども進んでいます。

つまり、労働市場の中で「キャリアについて困ること」が多くなると考えています。


②対人関係の基本が学べる

キャリアカウンセラーは、”カウンセリング”の知識をベースにします。それは、傾聴の技術などによる相手の心の中の理解や、良好な関係構築の重要性を学ぶことでもあります。

SNSなどの発展により、対人関係が複雑化していると言われて久しいですが、今後もこの流れは加速していくと思います。windows95が登場し、インターネットが一気に普及したのが、1995年。新たに会社に入る新卒は、生まれたころからインターネットがある世代になっています。

大半の情報がインターネットでとれる時代、1:1の対人関係の重要性はますます増すと思います。


③自分を含む”人”のためになる

キャリアは、働くすべての人に共通する悩み事であると思います。仕事と生活の両輪がきれいに回ることが、人生を豊かにすると信じています。

それは自分自身も同じで、キャリアに関する様々な理論を通じて、客観的に自分のキャリア志向の理解などが進みます。この、”自分を理解する”ことが重要で、大学から会社に入るときに就職活動では、「自己分析をしろ」とよく言われましたが、自分自身だけでこれをやるのは非常に難しい。

いろんな人と話し、キャリアの考え方を学んでこそ、見えてくるものもあります。
そうすると、ほかの人のキャリアについて支援ができるようになり、より豊かなキャリアを積むことができる人が増えていくと思います。


では、どうやって活用の機会を増やしていくかは、また別のときに!

<変化する就職活動戦線>

近年、新卒の就職活動スケジュールは、勉強に支障をきたしたくない大学と、選考を合理的に進めたい企業側(というか経団連)との思惑がかみ合わず、毎年のように変更されています。
2017年新卒の採用は、選考解禁日が前年度より2か月前倒しされ、6月1日からとなりました。

この選考スケジュールをみんなで守ろう!という「新規学卒者の採用・選考に関する倫理憲章」は、特に罰則規定がない守りごとのため、当然、守らない企業も出てきます。そのため、6月1日から採用選考が解禁とはいいつつ、5月の段階ですでに内定を出している企業も多数あります。

このように、就職活動は大学や経団連の思惑とは外れて、どうしても長くなる傾向にあります。もっとも、学生にとっても”短いほうがいい”というわけではありませんよね。自分のキャリアを考えながら大事な就職先を探すのは、それなりに時間が掛かるものです。


<長丁場の就活を助けてくれる空間>

そこで今回は、就職活動中の合間に使える「就トモcafe」(東京・新宿 https://syuutomocafe.com/)をご紹介します。こちらは、2012年にオープンした、就活生向けのシェアスペースで、利用可能時間は9:00~21:00(3月~6月の平日は7:00から)です。 (※本blogの就トモcafeの情報は、2016年6月現在の情報に基づく)



私がこちらを実際に足を運んでみて”いいな”と思った点は3つあります。


①立地がイイ

就トモcafeは新宿にあります。西口から徒歩7分~8分ぐらい。新宿は言わずと知れた都内でも有数の交通の要で、どこに行くにも大変便利な駅です。特に、高速バスの発着が多いので、地方から来る学生の方にはとてもありがたい。


②サービスがいい

まず何より、料金が安いです。就活生なら1時間100円、3時間200円、3時間以上なら300円で利用できます。
さらに、荷物が預けられるのが大きい。最近、私が訪ねたのは土曜日の午前中でしたが、大きな荷物を抱えた学生が次々とやってきて、荷物を預けては出陣していく姿を何人も見ました。
しかも更衣室もあるため、私服でやってきてスーツに着替えて…という便利さ。
wifiやコピー機などもばっちり利用できます。


③空間がいい

中はとても落ち着ける空間になっています。ゆっくり座れて、心を落ち着かせて準備ができる。
私のような社会人も利用可能なので、学生同士の交流はもちろん、社会人と学生の交流も可能です。
もっとも、静かな雰囲気なので知らない人同士で交流しよう!というのはちょっと勇気がいります。
かくいう私も、普段から社外での交流は色々していますが、さすがに就活中の学生のみなさんと気軽に絡むのはちょっと気が引けました。(だってみんな真剣に作業してるんだもん 笑)


<就活は孤独な闘い>

就職活動は、なんだかんだいって孤独な闘いです。自分で自分のことを理解し、自分の興味ある企業を研究して、自分なりの面接対策をして……というように、結局は自分がしっかり考えないと前に進まないからです。

そんな中でも、同じ”就活生”という立場の人が集まるスペースがあると、安心感がありますよね。特に、東京がよくわからない地方の学生にとっては、素晴らしい居場所だと思います。

次行くことがあれば、志望動機や面接対策など、何か学生のみなさんの手助けができればいいなぁ。
興味ある方は是非行ってみてください!

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